
腰の曲がりの原因は〇〇だった!
今このページをご覧の60代、70代の方々、体の衰えや不調が気になりだしたんじゃないですか?
少し動くとすぐに疲れる
寝ても中々疲れが取れない
沢山歩くと膝が痛くなってしまう
一度座ったら、中々動けない
いつも体のどこかが痛む、等
昔はこんなことはなかったのに、「最近年取ったなぁ」なんて感じていませんか。
「まぁ年を取ればこんなもんよ」とあきらめてらっしゃる方もいるかもしれませんが。
しかし少し周りを見てみて下さい。
「あの人は同じ年なのにいつも元気だなぁ」とか
「あの人はまだ若いはずなのに、もう杖を突いている」
「あの人はいつも飛び回っているのに自分は中々家から出られない」と
何か個人差が大きいと思いませんか?
この違い、一体何だと思います?
実はこれ、「姿勢」が大きく関係しているんです。
そしてこの姿勢のくずれがどこから始まるのか?
ズバリ、股関節です。
今からその秘密をご説明します。

まず股関節の仕組みを理解しましょう。
そもそも人間は大昔、四足歩行をする動物でした。ですから股関節は90度曲がった状態で機能していたんです。
曲がった状態とは、椅子に腰かけた状態と同じです、そしてその構造は今でもその名残が残っていて、関節を構成する靭帯や筋肉、関節の面等すべてが、曲げやすく伸ばしにくい状態になっています。
生まれたての赤ちゃんを思い出してください、ピンと手足が伸びて「気を付け」の姿勢はしていませんよね。
軽度屈曲状態と言いますが、赤ちゃんの足は軽く曲がっています。そこからハイハイで動きはじめます。
そして徐々に体を起こしはじめ二足歩行に適した状態、つまり股関節がしっかり伸び、体をまっすぐに支えた綺麗な姿勢で快適に生活するわけです。
ではどうしてまた姿勢が悪くなってしまうのか?
原因は大きく分けて2つあります。
一つ目はすでにお話ししました、人間の元々の特性です。四足歩行からの進化の中で股関節は曲がりやすい構造をしています。
ですから、筋力の衰えや生活習慣で簡単に股関節の曲がり癖は出来てしまいます。
二つ目は我々人間の体の使い方です。
人間、特に現代人は座っている事が多いんです。少しご自分の生活を振り返ってみて下さい。起きてから夜寝るまでの間、どのくらい座っていますか?
おそらく多くの方が日常の半分以上の時間を座って過ごしていると思います。
それだけ長時間同じ格好をしていれば、関節は固くなります。
学生、会社員のデスクワークのみならず、ご自宅でもほとんどの時間を座って過ごしますよね。
こういう事なんです、元々曲がりやすい股関節を我々人間は日々曲がり癖をつけながら使っているわけですから、そりゃ腰は曲がりますよね。
ですから、このページをご覧になられた方は今日から股関節をしっかり動かし、伸ばすよう心掛けてください。
そうすれば、いつまでも綺麗で元気な姿勢を保つ事ができます。
最後にもう一度言います、
綺麗な姿勢は絶対に「楽に動ける体」です。いつまでも腰を曲げないよう注意し元気に過ごしましょう